走り続ける”カルチャーシンボル”

台風21号と北海道の地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。

 

さて、気を取り直しまして。

「汗」と入力しようとすると「ACE」と変換されてしまう、ACE CAFEの中の人です。こんにちは!
早いものでもう9月、秋ですね。あぁぁぁ~時が経つのが鬼のように早いっ!
今年がもう4ヶ月しかないっ! ACEる! (アセる)

などと、たかが一年を嘆いている間にも、80年の年月を走り続けているのが「ACE CAFE LONDON」です。

それはファッションブランドではなく、用品メーカーでもなく、英国発祥の”カルチャーシンボル”であることをご存知でしょうか。

今年、創設80周年を迎えた「ACE CAFE LONDON」
発祥は、1938年に始まった、長距離ドライバーのための軽食堂「ACE CAFE」でした。隣接してサービスステーション(ガソリンスタンド)も有り、イングランド北部へ向かう高速道路の起点に近かったため、バイカーやドライバー達の人気スポットになりましたが、第二次世界大戦中の空爆により、1940年に店舗が崩壊。

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戦後、同オーナーにより再建されると、黒いレザーにブーツ、白いスカーフにリーゼントのバイクファッションに身を包み流行の先端を行く”ROCKERS”と呼ばれる若者たちがこぞって集うようになります。彼らがBSAやトライアンフのバイクを最速を求めてカスタムした「カフェレーサー」と呼ばれるスタイルはここで誕生し、今も人気のカテゴリーのひとつです。

大勢に反発する彼らのパワーによって、ACE CAFEは大いに盛り上がりを見せ、将来ビートルズを生み出すことになるロックンロールや、モッズやマリー・クワントへ続くファッションなど、カルチャーの発信基地として大きな影響力を蓄えて行きました。しかし、時代や流行の変化に伴い1980年代初めに閉店。

 

それから約十年が過ぎた1994年、マーク・ウィルスモア氏(現在のACE CAFEの代表、写真下2枚目)が、カフェのあった場所でミーティングを開催すると、各地からバイカーが集まりました。その数、12000人超え! ACE CAFEの不動の人気を目の当たりにした彼は、2001年にACE史上2度目の再建となる、現在の「ACE CAFE LONDON」をスタートさせました。以来、世界中のバイカーが一度は訪れたいと願い、集い語らう聖地であり続けているのです。年に一度、イギリスのイングランド南東部に位置する都市ブライトンで開催される「ACE CAFE REUNION」にはACE CAFEでの再会を約束した世界中のバイカーが訪れます(写真下1枚目)。

そしてそのスピリットは、スペイン、ドイツ、フィンランド、アメリカ、中国、そして日本と、世界中に派生しています。

 

 

わたしたちACE CAFE JAPANは、そんなACEの歴史やスピリットを感じながらバイクとの時間を楽しめるようなウェアやバッグなどを作る一方で、様々なイベントへの出展や、”最速を競う”という意味では現代のカフェレーサーとも言えるスーパースポーツがしのぎを削るレースシーンでも、鈴鹿8耐参戦チームTransMapRacingにスポンサーとして参加しています。80年続くバイクカルチャーシンボルが、新しい世代にも息づくことを願って。

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