ロッカーズとモッズ、同じ時代にイギリスで台頭したサブカルチャーの主役です。
ファッション、ヘアスタイル、音楽、モーターサイクル、たまり場の趣味趣向が相反していた為に、対立が起きたりしていました。
現在では「ファストファッション」という言葉にも代表されるように、ファッションやヘアスタイルなどはダイエット法やグルメ等と同様に「流行」や「ブーム」といった一過性の存在となり、ファッションとライフスタイルが強く結びついて一大ムーヴメントを起こすような事は非常に少なくなってきたように感じます。
モッズではなくてもポール・スミスを着るし、ロッカーズでなくてもエースカフェを着るように、何をいつ着ようとそれこそが個性であり、自由な時代です。
ですが、ロッカーズやモッズが”流行った”1950年代後期~60年代、またそれ以降のイギリスでは、次から次へと様々なファッション、またそれに強く付随するアイデンティティーやライフスタイルといったサブカルチャーが誕生し、引き継がれてきました。そんな時代のノスタルジーに浸れる数少ない聖地としてエースカフェが幅広い年齢層に今も親しまれている所以なのです。
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